サラダ柿・ヴィーガンキャラメル

細川 貴司・未恵

高瀬町

農家の長男として、幼少期より祖父母の農業を見て育つ。車の整備士を経て、4代目として農業の世界に飛び込んだ。桃、柿を中心に果樹や野菜を栽培している。牛乳・乳製品アレルギーの子どもが美味しく食べられる、野菜や果物を使ったキャラメルも妻とともに開発。

約100年前、竹やぶだった山を祖父がシャベル1本で開墾し、ハラシモベースは始まった。4代目として果樹や野菜づくりに励む細川さんは、原点である柿を作り続けていくために、柿=フルーツの視点を変えようと考えた。ヒントとなったのは、小さい頃から食卓に並んでいた〈なます〉や〈サラダ〉だ。完熟前の愛宕柿は丁寧に渋抜きすると、シャキシャキとした歯ごたえとみずみずしい食感を楽しめる。

世の中も糖度至上主義から食感や栄養価なども注目されるようになり、食べ方の提案ができるようになってきた頃。ひとつずつ丁寧に個包装し、普段の食事の中で楽しめる『サラダ柿』として提案したところ、ネットを中心に注文が入るようになった。

「昔ながらの農業と、ビジネスとしての農業を融合させて、地域の農業を繋いでいくのが目標です。」と細川さん。土地を開墾し、果樹を1本1本植えた祖父母のように、今を生きる彼もまた、次に繋ぐ思いを育てているのだ。

ハラシモベース

〒767-0014 香川県三豊市高瀬町上麻1452-1